2.08.2009

大京グループCEO 田代 正明 に対する公開質問状 その3


大京グループCEO 田代 正明 に対する公開質問状 その3


はじめに、

言わずもがな、のことですが、我々「大京労働組合」の組合員は、大京グループ会社全部に所属する従業員(正規・非正規)です。

このことは組合設立時からの組合規約に明文規定されております。

従って、大京、大京アステージ、大京ライフ の三社のみに留まらず、その余のグループ会社従業員も組合員の対象であり、現に、正規・非正規社員も、続々と組合員として加入しております。


組合活動・団交履歴


我々が07年1月に、大京アステージ(旧大京管理)および大京ライフに対し、組合結成を突きつけ、

第1回団体交渉を行った時に、会社側出席者は大京アステージおよび大京ライフの代表取締役社長(矢島精三・当時)であり。アステージ支店長小林隆夫・副支店長土肥 努でした。また、同席した鈴木誠司常務は当時アステージの役員でしたから、当然二社が団交に応諾したというわけです。


その団交内容は全部録音記録してありますし、アステージの回答書も存在しています。


また個別に。アステージ支店長・副支店長小林・土肥との団交を行い、その問答の全ても録音してあります。


*これを端緒にして、組合つぶし=委員長職場追放のでっち上げ解雇策動が始まったことは、貴殿も先刻ご存知でしょう。


その後、

第2回団交申入・要求書は、大京、大京アステージ、大京ライフ三社に対し行っています。


ところが、貴殿は、石嵜信憲弁護士外6名をこの三社の代理人に仕立て、しかも三社それぞれの回答書ではなく、ライフの回答書の中で、「組合執行委員長が大京ライフ所属従業員であるから、大京およびアステージは使用者でなく団交に応ずる義務はない」などという詭弁を弄している。


*この弁護士らの応答自体非常に奇妙だとおもいませんか?会社は別だと言いながら、利害相反する会社の代理人を兼務しているのは弁護士法に抵触する違法行為でしょう。

 まぁこれについても 別途 懲戒請求 していますので、ここでは触れませんが。


そもそも、大京グループとは、何ぞや!の 答え ですが、


親会社「大京」を筆頭として連結子会社「アステージ・ライフ」が存在し、しかも組織役員は、三社を兼務しており、子会社の管理職は親会社の出向役員ないし管理職ならびに降格管理職で構成され、本社ビルおよび全国支店・事業所の業務環境は同一ビル同一フロアにおいて親子会社一体の混在業務を稼動させている実体のことを指している。というのが公知の事実でしょう。


*だから「偽装請負」で厚労省に摘発されたわけですが。


しかして、貴殿が、この大京グループ連結子会社を絶対支配し、絶対指揮命令系統として機能化させ続けてきている事実。これは火を見るより明らかでしょう。


このような組織システムにおける労使関係

連結子会社に所属する労働者の労務提供は、グループ全社に向けられていることもまた火を見るより

明らかです。*その具体的事実の逐一はブログに公表してあるので、ここで詳記しませんが。


その労務の対価としての賃金が、単に子会社から支払われているにすぎない。という既成の事実を

根拠に、親会社は使用者ではないと。貴殿はどの面下げて答えられるのですか?


貴殿は少しは「濫用法人格」理論を知悉していますよね。


要するに、人件費・業務経費を少なくして ピンハネ・ネコババ収益を上げること。親会社の業務を

子会社に丸投げし、中間経費をタダ取りし、業務責任は子会社に転嫁する手法の存続でしょう。


「親会社は子会社従業員に対する団体交渉応諾義務がある」という最高裁の判例を知っているでしょう

が、その認定は、親子会社の労務実体にあるということも。貴殿は知っているでしょう。


だから、貴殿は絶対に 団交を拒否できない 立場ということです。


畢竟、我々子会社労働者は「使用者」は大京であり、その責任者は貴殿である と確信しています。


その確信犯として、だからこそ 我々は貴殿に 公開質問状 を 叩きつけているのです。


 その点、貴殿は勘違いされているようですから、敢えて言わせて貰いました。


(この項続く ・ 乞うご期待!) 

0 件のコメント: